今までありそうでなかったのが対振り飛車の右玉の棋書。一般的には糸谷流右玉と呼ばれている作戦である。
アマチュアでは人気だけど、プロ棋戦ではそれほど指されていないのが理由かもしれない。
しかし！
ついに対振り飛車右玉の本が登場する！
著者はオヤジギャグでお馴染みの豊川孝弘七段。発売日は9月11日。
豊川七段といえば、右玉の採用率が高い棋士で、対振り右玉を順位戦戦で指したこともある。
2013-01-10 順位戦豊川孝弘 vs. 北浜健介 順位戦
本書についてマイナビのサイトから引用すると
右玉は主に「対居飛車穴熊・左美濃・矢倉・角交換系」等をはじめとする対居飛車に使う戦法ですが、
本書では「対四間飛車・三間飛車・向かい飛車・ゴキゲン中飛車」と、対振り飛車に使う戦法として解説しています。
とのこと。ほぼ振り飛車に対する万能作戦といえるだろう。
「スリル&ロマン」はこの作戦を指す人にとっては痛いほどわかる言葉。指していてロマンがあるが、驚くほどに簡単に潰されてしまうというスリルもあるからだ。
追記
指すペンス！ https://t.co/9kBSH44rYN
— 豊川孝弘 (@JZPh4mEwSAU2rSi) July 17, 2019
豊川七段にリツイートしていただきました。ありがとうございマンモス！
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発売日まではまだ時間があるが、予約して楽しみに待とう！