5四銀、6三金型の右玉のこと。将棋倶楽部24強豪のSecondStage氏が愛用していた形のため、右玉NOWでは「セカステ右玉」と呼んでいる。
ただし、公式でセカステ右玉で言われることはないため、別の名称が付く可能性はある。
大石直嗣七段、順位戦でセカステ右玉を採用!
2020年3月11日に行われた順位戦B級2組の対局で、後手番の大石直嗣七段が右玉を採用してくれたので紹介したい。 大石直嗣七段は19歳でプロ入りした現在30歳。NHK杯ベスト4、2回の王位リーグ入りの実績がある。振り飛車も指すが、基本居飛車...
阿部隆八段、セカステ右玉で藤井聡太七段の角換わりに対抗!
2019年11月8日に行われたヒューリック杯棋聖戦で、後手の阿部隆八段がセカステ右玉を採用してくれたので紹介したい。 阿部隆八段といえば、順位戦A級や竜王挑戦の経験もある強豪。居飛車党で、居飛車の作戦ならば何でも指しこなす。 対するのは、藤...
高見泰地七段、セカステ右玉で快勝! 先手は中盤の勝負手を逃したか
2019年8月8日に行われた順位戦で高見泰地七段が右玉を採用してくれたので紹介したい。 高見泰地七段は初代叡王として一気にスターダムへのし上がった若手のホープ。居飛車党である。 対するのは遠山雄亮六段。はやくから自身のブログを公開し、将棋連...
流行中のセカステ右玉を採用! 梶浦四段が鋭く寄せて勝利!
2019年6月20日に行われた順位戦C級2組の対局で梶浦宏孝四段が右玉を採用してくれた。 梶浦四段は現在23歳の若手棋士。今年度7勝1敗と好調で、2019年に入ってからは14勝4敗という好成績を残している。元は振り飛車等だが、現在は居飛車党...
中澤沙耶女流初段、先手セカステ右玉で攻め切り快勝!
2019年6月15日は、モバイル中継された対局のうち、3局が右玉という右玉党にとっては歴史的な日になった。 これで、人類は右玉を指す人間とそうでない人間の2種類に大別できるといっても過言ではないだろう。 今回は3局の右玉のうち、YAMADA...
木村一基九段、A級順位戦でセカステ右玉を採用!
2019年6月14日、A級順位戦1回戦 渡辺明二冠 vs 木村一基九段戦で、後手の木村九段が右玉を採用してくれた。 木村一基九段といえば、「おじさん」や「おじおじ」の愛称でも人気。 先日の王位戦挑戦者決定戦では羽生九段を破り、タイトル挑戦を...
阿部健治郎七段が珍しい先手セカステ右玉を採用!
2019年6月11日に行われた王将戦一次予選 阿部健治郎七段 vs 西尾明七段戦で、先手の阿部七段が右玉を採用してくれた。 阿部健治郎七段といえば、序盤研究家として有名で、三浦九段との共著もある。 1月の竜王戦では、羽生九段に対して後手右玉...
木村一基九段が藤井聡太七段を右玉で迎え撃つ!
2019年5月25日、瀬戸市で行われた「瀬戸将棋まつり」の席上にて、木村一基九段 対 藤井聡太七段の公開対局が行われた。 対局は、持ち時間10分、切れたら30秒の非公式戦。 イベントということもあり、対局は解説者や聞き手の会話が聞こえる位置...
阿部光瑠六段が後手右玉で勝利!
2019年5月8日に行われた新人王戦トーナメントで、後手の阿部光瑠六段が右玉を採用した。 阿部光瑠(こうる)六段は、電王戦での勝利経験もありソフトにも詳しい若手強豪。棋風はオールラウンダー。 一方、先手の出口若武(わかむ)四段は今年四段に昇...
最先端で蘇るセカステ右玉
最近、プロ棋士や強豪ソフトが右玉を採用するケースが多いが、中でも際立っているのは角換わり腰掛け銀から変化する「セカステ右玉」の形だ。 そこで、今回はセカステ右玉の話をしていきたい。 名人戦でセカステ右玉が登場! 先日行われた名人戦第3局。こ...