2019年9月27日に行われた朝日杯将棋オープン戦で、後手の中村修九段が変則的な右玉で勝利したので紹介したい。
中村修はタイトル二期のベテラン棋士。「受ける青春」の異名もあるが、本局は受け切り勝利となった。
対するのは阿部健治郎七段。居飛車党の攻め気風。
本譜は角換わりで、後手は3三銀ではなく、3三金の形。
阪田流向かい飛車風の立ち上がりだが、中村九段はまっすぐに右玉へ。
先手は3三金を咎めるべく、右桂を跳ねで仕掛けるがやや無理気味。
飛車切りで積極的に攻めるが、最後は攻めが切れ、54手で短手数の投了となった。
後手右玉で3三金、3一銀の形にするのは珍しいがありかもしれない。
※棋譜と局面図の紹介については、先日将棋連盟が「棋譜利用に関するお願い」として、声明を出されたので保留中。現在、専用フォームで問い合わせ中です。
許可を得たら解説記事を公開致します。
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【独占!!木・金は朝日杯】一次予選 戸辺七段-藤森五段/中村九段-阿部七段
※無料視聴は期間限定 恐らく9月27日から一週間ほど視聴可能。開始は4:34あたりから。
右玉NOWは今後も中村修九段を応援します!