澤田真吾六段、順位戦で銀矢倉に風車右玉で対抗! 急転直下の結末へ

プロの右玉

2019年10月2日に行われた順位戦B級2組で澤田真吾六段が風車(かざぐるま)右玉を採用してくれたので簡単に紹介したい。

澤田真吾六段は居飛車党の若手強豪棋士。△7二飛袖飛車戦法でも有名。師匠は森信雄七段。
対するのは大石直嗣七段で、こちらも師匠は森信雄七段。つまり同門対決である。

本局は先手が右玉も含みにしながらの駒組みから銀矢倉、後手は飛車先を受けず、4三銀型の右玉へ組む。
右玉へ組んだ時点のソフト評価値はわずかに後手よりの互角。この時点では後手作戦勝ちといってよいかもしれない。

その後、後手は玉を5二へ移動。いわゆる風車戦法といってよいだろう。
※風車については将棋連盟の風車の組み方(1)【玉の囲い方 第67回】を参考にどうぞ。

本譜は互角の局面から後手が動いていったが、やや形勢を損ねる結果になってしまった。待機策であれば先手の仕掛けも難しかったかも知れない。

そして中盤に先手が放った▲5五歩が見えにくい好手。
なんとこの手で後手の澤田六段が投了!
プロ的には大差かも知れないが、アマチュア同士ならありえないタイミングでの投了図となった。
残念ながら右玉側の負けになってしまったが、右玉に組んだ時点では後手も悪くなさそうで、決して作戦負けではないだろう。

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以上、澤田真吾六段の風車右玉の紹介でした。
右玉NOWは今後も澤田六段を応援します!