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木村一基王位、叡王戦予選で一手損角換わり右玉を採用! 秘術を尽くし合う終盤へ

プロの右玉

2019年10月3日に行われた叡王戦予選で木村一基王位が右玉を採用してくれたので紹介したい。

木村王位は将棋ファンにはお馴染み、親しみのあるキャラクターで人気の高いベテラン棋士。遅めのプロ入り後、高い勝率を維持しつつもタイトルでは惜敗することが続いたが、先日の王位戦でついに初タイトルを獲得。「千駄ヶ谷の受け師」の異名でも有名だ。

対するのはこちらも受けが強力な「鉄板流」森内俊之九段。永世名人の資格を持つ羽生世代の棋士だ。

本局は後手番の木村王位が一手損角換わり右玉に。
対する先手は菊水矢倉から地下鉄飛車を狙う。この時点では先手作戦勝ちだったかもしれない。

しかし、地下鉄飛車が向かい合う状態で、先手は仕掛けは敢行せず、手待ち的な玉の移動へ。
後手が動くも好手▲1七角打から先手が優位になる。

そして終盤。一瞬、千日手のチャンスが後手に巡るも木村王位は打開を選択(96手目)。
ソフトの評価値が激しく揺れるような難解な局面でお互いが秘術を尽くすも、紙一重で攻めを交わして攻め切った先手の勝利となった。

棋譜はこちらからどうぞ
棋譜 | 段位別予選 | 第5期 叡王戦

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【将棋】第5期叡王戦 九段予選 木村・塚田・森内

※将棋連盟の棋譜利用問い合わせフォームから、54手目、65手目、96手目の局面図使用を問い合わせ中です。

以上、木村王位の右玉紹介でした。
右玉NOWは今後も木村王位を応援します!

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