角交換した合右玉で見かける手が3筋からの桂頭攻め(後手から攻める場合)。
強烈な攻め筋とは言えないが、下手に受けてしまうと、一気に崩壊してしまうこともあるので、あらかじめ対策は考えておきたい。
△2二金と寄って桂頭攻めを準備
後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v飛 ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一 | ・ ・v玉 ・v金 ・ ・v金 ・|二 | ・ ・v桂v銀 ・v歩v銀v歩 ・|三 |v歩 ・v歩v歩v歩 ・v歩 ・v歩|四 | ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五 | 歩 ・ 歩 銀 歩 歩 歩 ・ 歩|六 | ・ 歩 ・ 歩 ・ 銀 桂 ・ ・|七 | ・ ・ 金 ・ 金 玉 ・ ・ ・|八 | 香 桂 ・ ・ ・ ・ ・ 飛 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角 手数=37 △2二金 まで
△2二金で桂頭攻めを見せる。先手は9筋攻めなどが有力だが、まずは後手側の狙いを見てみよう。
後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香 ・ ・ ・ ・ ・v飛v桂v香|一 | ・ ・v玉 ・v金 ・ ・v金 ・|二 | ・ ・v桂v銀 ・v歩v銀v歩 ・|三 |v歩 ・v歩v歩v歩 ・ ・ ・v歩|四 | ・v歩 ・ ・ ・ ・v歩 歩 ・|五 | 歩 ・ 歩 銀 歩 歩 歩 ・ 歩|六 | ・ 歩 桂 歩 ・ 銀 桂 ・ ・|七 | ・ ・ 金 ・ 金 ・ 玉 ・ ・|八 | 香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角 手数=42 △3五歩 まで
開戦は△3五歩の突き捨て。
△4四銀を先にすると、▲4五歩から追われてしまうからだ。
後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香 ・ ・ ・ ・ ・v飛v桂v香|一 | ・ ・v玉 ・v金 ・ ・v金 ・|二 | ・ ・v桂v銀 ・v歩 ・v歩 ・|三 |v歩 ・v歩v歩v歩v銀 ・ ・v歩|四 | ・v歩 ・ ・ ・ ・ 歩 歩 ・|五 | 歩 ・ 歩 銀 歩 歩 ・ ・ 歩|六 | ・ 歩 桂 歩 ・ 銀 桂 ・ ・|七 | ・ ・ 金 ・ 金 ・ 玉 ・ ・|八 | 香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角 歩 手数=44 △4四銀 まで
突き捨てからの桂頭狙い。単純だが、受けにくい。
しかし、これで後手の攻めが決まったわけではない。
▲2七玉で受かるが危険度高い
後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香 ・ ・ ・ ・ ・v飛v桂v香|一 | ・ ・v玉 ・v金 ・ ・v金 ・|二 | ・ ・v桂v銀 ・v歩 ・v歩 ・|三 |v歩 ・v歩v歩v歩v銀 ・ ・v歩|四 | ・v歩 ・ ・ ・ ・ 歩 歩 ・|五 | 歩 ・ 歩 銀 歩 歩 ・ ・ 歩|六 | ・ 歩 桂 歩 ・ 銀 桂 玉 ・|七 | ・ ・ 金 ・ 金 ・ ・ ・ ・|八 | 香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角 歩 後手番 手数=45 ▲2七玉 まで
▲2七玉というアクロバットな受け。
これで一応受かっているが、受け切るにはかなりの力が必要になるので、この局面にはしたくない。
後手の継続手は△1五歩。△7一角打なども注意したい。
▲2四歩が反撃の手段
後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香 ・ ・ ・ ・ ・v飛v桂v香|一 | ・ ・v玉 ・v金 ・ ・v金 ・|二 | ・ ・v桂v銀 ・v歩 ・v歩 ・|三 |v歩 ・v歩v歩v歩v銀 ・ 歩v歩|四 | ・v歩 ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・|五 | 歩 ・ 歩 銀 歩 歩 ・ ・ 歩|六 | ・ 歩 桂 歩 ・ 銀 桂 ・ ・|七 | ・ ・ 金 ・ 金 ・ 玉 ・ ・|八 | 香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角 歩 後手番 手数=45 ▲2四歩 まで
▲2四歩が対抗の一手。△同歩、▲同飛、△2三歩打、▲2九飛、△3五歩。
後手の持駒:角 歩 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香 ・ ・ ・ ・ ・v飛v桂v香|一 | ・ ・v玉 ・v金 ・ ・v金 ・|二 | ・ ・v桂v銀 ・v歩 ・v歩 ・|三 |v歩 ・v歩v歩v歩 ・ ・ ・v歩|四 | ・v歩 ・ ・ ・ ・v銀 ・ ・|五 | 歩 ・ 歩 銀 歩 歩 ・ ・ 歩|六 | ・ 歩 桂 歩 ・ 銀 桂 ・ ・|七 | ・ ・ 金 ・ 金 ・ 玉 ・ ・|八 | 香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角 歩二 手数=50 △3五銀 まで
ここから▲3六歩打、△同銀、▲同銀、△同飛、▲4七金、△3一飛のときに、手にした一歩で▲3六歩打と受けることができる。
後手の持駒:角 銀 歩二 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香 ・ ・ ・ ・ ・v飛v桂v香|一 | ・ ・v玉 ・v金 ・ ・v金 ・|二 | ・ ・v桂v銀 ・v歩 ・v歩 ・|三 |v歩 ・v歩v歩v歩 ・ ・ ・v歩|四 | ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | 歩 ・ 歩 銀 歩 歩 歩 ・ 歩|六 | ・ 歩 桂 歩 ・ 金 桂 ・ ・|七 | ・ ・ 金 ・ ・ ・ 玉 ・ ・|八 | 香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:角 銀 後手番 手数=50 ▲3六歩 まで
この局面はわずかに先手よし。△4八銀打などの攻めは続かないので、一息はつける。
以上が相右玉の攻め筋の1つを紹介した。
余談だが、ミギーは基本的に相右玉は指さない。
相手が右玉の場合は、腰掛け銀にして、右玉側の指し回しを勉強するようにしている。
たくさん対局できるネット将棋などで、右玉を勉強したいひとにはおおすすめの方法だ。