本田奎五段が右玉にした瞬間に勝利した……
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが、あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
というわけで、2021年11月29日に行われた王座戦一次予選、阿部健治郎七段 vs 本田奎五段の一局で右玉が登場したので紹介したい。
本田奎五段は、タイトル戦の経験もある若手強豪。
対する先手の阿部健治郎七段は序盤研究家としても有名で、右玉の採用も多い。
棋譜は、スマホアプリ「日本将棋連盟モバイル」からどうぞ。
本譜は王座戦における棋譜利用ガイドラインに従い、盤面図を利用させていただきます。
第70期王座戦挑戦者決定戦
主催:日本経済新聞社、日本将棋連盟
右玉完成図が投了図
本譜は矢倉vs雁木の立ち上がりから、先手が早々に端攻め。
先手は2筋突破に成功するか、やや無理気味か。先手は中住まいにするが、右玉へ。
この局面で先手の阿部七段が投了。まだ終盤の入り口にも見えるが、プロ的には形勢は大差だったかもしれない。
珍しい、「右玉にした瞬間に勝利」という投了図が実現した。
というわけで、右玉NOWは今後も本田奎五段を応援します!