将棋連盟の将棋コラムのコーナーで、対振り飛車の右玉が紹介されていた。講師は杉本和陽四段。
金の上がり方が相居飛車の場合と微妙に違う?対振り飛車右玉の特徴と組み方とは【玉の囲い方 第55回】
参考棋譜は昭和50年からと古め(笑)
後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v飛 ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一 | ・ ・v金v玉 ・ ・v金v角 ・|二 |v歩 ・v桂v銀v銀v歩 ・v歩v歩|三 | ・ ・v歩v歩v歩 ・v歩 ・ ・|四 | ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | 歩 ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六 | ・ 歩 角 ・ 歩 歩 歩 歩 歩|七 | ・ ・ 銀 飛 ・ 金 ・ 銀 香|八 | 香 桂 ・ ・ ・ ・ 金 桂 玉|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=3 △8一飛 まで
いわゆる糸谷流右玉に近いが、金が3二にいる場合はそう言わないかも知れない。ちなみにソフトの評価値は互角から右玉やや良し。
次回以降も対振り飛車の右玉の解説ということで期待したい。最近ではプロ棋戦でめっきり見なくなってしまった形なので、そろそろ誰か指してほしいところ。
(対振り飛車右玉が悪いというわけではなく、ほかの対策が優秀なせいだとは思うけど)