2019年9月19日に行われた第45期棋王戦挑戦者決定トーナメントにて、後手の羽生善治九段が、一手損角換わり7二金型右玉を採用し快勝した。
羽生九段が勝ち進む
【#棋王戦 挑戦者決定トーナメント】
○羽生善治九段 VS ●深浦康市九段第45期棋王戦挑戦者決定トーナメント羽生九段VS深浦九段戦が本日行われ、羽生九段が106手で深浦九段を破り
ました。
次戦は黒沢怜生五段VS佐々木大地五段戦の勝者と対局します。https://t.co/dwjvO1mJNn— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) September 19, 2019
羽生善治九段が7二金型右玉を採用するのはなんと5度目にして5勝目。もはやエース戦法と言っても過言ではないだろう。
本局は後手の羽生九段が一手損角換わりを採用。先手の深浦九段は早繰り銀で対抗し、課題局面へ(以下エントリ参照)。
対早繰り銀の有力対策! 羽生流7二金型右玉を検証する
羽生九段が連採し、右玉党の中でも話題になっている7二金型の右玉。 今後もプロ棋戦で登場する可能性は高いので、取り上げてみたい。 7二金型テーマ図 後手の持駒:角 歩 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +------------------...
深浦九段は端を受ける手を選択。そこで羽生九段の軽手が出て、馬を作るという展開になった。
※棋譜と局面図の紹介については、先日将棋連盟が「棋譜利用に関するお願い」として、声明を出されたので保留中。現在、専用フォームで問い合わせ中です。
許可を得たら解説記事を公開致します。
許可を得たら解説記事を公開致します。
棋譜は将棋連盟ライブ中継アプリから確認できる。
AbemaTVでの中継もあり。恐らく一週間程度は見逃し視聴可能。
第45期 棋王戦 挑戦者決定トーナメント 羽生善治九段 対 深浦康市九段 | 【AbemaTV】国内最大の無料インターネットテレビ局
右玉NOWでも、7二金型右玉については鋭意研究中。関連記事を読みたい場合は以下のインデックスページを参考にしてほしい。
羽生善治九段も愛用! 7二金型右玉インデックス
羽生九段が連採し、高い勝率(2020年2月現在は全勝!)を上げている7二金型右玉。 右玉NOWでは何度か触れているが、7二金型右玉に興味を持った人のためにインデックス的なページを用意しておきたい。このページは随時更新予定だ。 7二金型右玉と...