右玉の天敵の1つが、中住まいによる対策だ。
最近、ネット将棋でも増えつつある。テーマ図は以下の通り。
一見すると攻略できそうな形だが、予想以上にうまくいかない。
そこで、ソフトを使ってこの局面から一手30秒で対局させてみた。
中住まいに右玉側は完敗!
26戦し、結果は右玉側から見て2勝24敗と右玉の完敗。
棋譜は以下の通りなので、確認してほしい。
中住まいが勝利した棋譜
20180829_110800.kif
20180829_120259.kif
20180828_135958.kif
20180828_153311.kif
20180828_161634.kif
20180828_170506.kif
20180828_180242.kif
20180828_192252.kif
20180828_200606.kif
20180828_205742.kif
20180828_213326.kif
20180828_223156.kif
20180828_232832.kif
20180829_001658.kif
20180829_010110.kif
20180829_015152.kif
20180829_025609.kif
20180829_051403.kif
20180829_060215.kif
20180829_065034.kif
20180829_072942.kif
20180829_083013.kif
20180829_090850.kif
20180829_101001.kif
右玉が勝利した棋譜
1_20180828_132613.kif
1_20180829_041219.kif
現時点での研究では右玉苦しい
現時点の結論としては、中住まいに対して右玉は苦しい。
(アマチュアレベルでは互角だが……)
従って右玉は諦めて、玉は(右玉視点で)左に囲うか、相中住まいにするしかない。
具体的には、右玉の態度はギリギリまで保留しつつ、相手の玉を見つつ、玉が中住まいではなく、7筋まで移動してから右玉へ組むというのがよさそうだ。
右玉に組んでしまった場合は、仕掛けは控え、玉を左に大移動させよう。
今後はテーマ図になる前の局面での対策を検討していきたい。
以下のエントリに続く。