大成建設杯清麗戦予選で中澤沙耶女流初段が先手セカステ右玉を採用!(局面図なし簡易紹介)

プロの右玉

2021年3月30日に行われた大成建設杯清麗戦予選、再挑戦トーナメントにて、先手番の中澤沙耶女流初段が先手セカステ右玉を採用してくれたので紹介したい。

中澤沙耶女流初段は「攻める右玉」が得意な若手女流棋士。プロとしては珍しいセカステ右玉も採用することが多く、2019年6月15日はセカステ右玉で快勝している。

中澤沙耶女流初段、先手セカステ右玉で攻め切り快勝!
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対する後手番はベテランの中井広恵女流六段。

大成建設杯清麗戦は2019年度からスタートした新しい女流棋戦で、予選トーナメントに負けても、再挑戦トーナメントでのチャンスがある。本局は再挑戦トーナメントの準決勝となる。

棋譜はスマホアプリ「日本将棋連盟モバイル」で観戦できるのでそちらでどうぞ。

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先手、セカステ右玉を採用

序盤は角換わりから先手がストレートに右玉。後手は腰掛け銀模様。先手はさらに5六銀・4七金型のセカステ右玉に構え、積極的に攻めていく。

44手目、後手が△6五銀とぶつけてきた局面が分岐点だったか。▲2四歩を入れたあとに、銀を取ったが、後手の攻めが加速してしまったかもしれない。

先手、ギリギリの攻め

中盤以降は先手が攻めきれるかどうかの勝負に。角を切って猛攻を仕掛けるが、やや駒不足だったか。非常事態的に銀捨てから歩を取るが、その瞬間に反撃をされ、苦しい展開へ。

以降、中井女流六段に悪手はなく、先手右玉の負けとなってしまった。

以上、右玉側の負けとなってしまったが、セカステ右玉はアマチュアに人気の作戦だけに、今後も公式戦で採用してほしいところだ。ソフトも採用することもあるので、悪い戦法ではないだろう。

最先端で蘇るセカステ右玉
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というわけで、右玉NOWは今後も中澤沙耶女流初段を応援します!

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