対各種戦型

プロの右玉

村中秀史七段、朝日杯オープンで右玉! 地下鉄飛車への対応は?

2019年12月26日に行われた朝日杯将棋オープン戦二次予選で、後手番の村中秀史七段が右玉を採用してくれたので紹介したい。 村中秀史七段といえば、最近は将棋YouTuberとしてもお馴染み(【プロ棋士】むらチャンネル) 人狼も強く、「諸悪」...
プロの右玉

澤田真吾六段、順位戦で先手右玉を採用! 完璧なタイミングの端攻めから快勝!

2019年12月18日に行われた順位戦B級2組の対局で、先手の澤田真吾六段が右玉を採用してくれたので紹介したい。 澤田真吾六段は居飛車党の若手棋士。角換わりを得意としているが、本局は角換わりなし。10月2日の順位戦でも右玉を採用している。 ...
プロの右玉

佐藤康光会長の矢倉風出だしからの変則右玉

2019年8月13日に行われた王位戦の予選で、先手の佐藤康光九段が変則的ながら右玉を採用してくれたので紹介したい。 佐藤康光九段は現在将棋連盟会長。変態とも称される独特の序盤が特徴。 対するのは真田圭一八段。居飛車党で竜王戦挑戦の経験がある...
プロの右玉

朝日アマ名人戦三番勝負の大舞台で知花賢アマが右玉!

2019年6月15日に行われた朝日アマ名人戦三番勝負の初戦で、挑戦者の知花賢アマが右玉を採用してくれたので紹介したい。 知花賢アマは沖縄出身の元奨励会三段。プロ相手にも好成績を残している。沖縄出身の棋士は現時点で存在せず、沖縄希望の星だ。 ...
対棒銀

角交換しない場合の7七角型棒銀対策その1

今回は将棋ウォーズ高段の実戦をベースに、角交換しない場合の棒銀対策例を紹介したい。先手が最小限の囲いで銀を繰り出してきたところ。 1五銀の進出は、現状では角が利いているため、現時点ではない。 プロではあり得ない形だが、アマチュア同士なら出現してもおかしくない。
右玉の本

将棋世界付録「地下鉄飛車で右玉退治」の対策

前回エントリに引き続き、将棋世界2018年9月号付録「次の一手問題集 地下鉄飛車で右玉退治(七段北島忠雄)」を紹介したい。 今回は、右玉側の対策方法だ。 ここから次の一手形式で右玉対策を紹介しているのが付録の内容だ。 各局面をソフトで検討してみたが、確かに互角から右玉やや悪い変化となる。 ただし、致命的ではないので右玉を持っても十分に戦えそうだが。
プロの右玉

深浦九段の雁木に対して行方八段が右玉で対抗!

第44期棋王戦挑戦者決定トーナメントの深浦-行方戦で右玉が登場した。 深浦九段が雁木。対する行方八段が右玉である。 右玉らしく、相手の攻撃をうまくいなしつつ、反撃する流れが参考になるだろう。 棋譜は以下の通り。 雁木に対して、右玉。ソフト的には互角。結論が出ていない形だけに、今後もプロ棋戦で登場してもおかしくない形だろう。
プロの右玉

三間飛車からの右玉で穴熊を攻略! 佐藤和俊六段の右玉!

高見叡王誕生の話題が記憶に新しい叡王戦だが、次期叡王戦の段位別予選がすでにはじまっている。 その叡王戦予選で、勝又六段と佐藤和六段の対局で右玉が出現したので紹介したい。 まずは、以下を並べてみてほしい。 三間飛車から右玉というユニークな戦い...
対嬉野流

嬉野流と右玉の戦い

嬉野流という戦法がある。初手6八銀(4二銀)という変則的な出だしが特徴的で、アマ強豪の嬉野宏明氏が発案し、早逝した元奨励会員天野貴元三段が「奇襲研究所 ~嬉野流編~」で広めた戦法である。 ネット将棋を指しているとたまに見かけるほか、プロ棋戦でも採用されたことがある有力な戦法のひとつだ。
プロの右玉

右玉から銀冠への組み換え! 畠山成幸八段の指し回し

右玉の対抗策として有力なのが、菊水矢倉、ミレニアム囲い、そして銀冠。 とくにミレニアム囲いからの銀冠は、阿久津主税八段が、右玉の対抗策として「必ず役立つプロの常識」でも触れている。 そんな阿久津主税八段に右玉で対抗したのが、畠山成幸八段。 ...
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