プロの右玉

飯塚祐紀七段、順位戦で角換わり右玉を採用して勝利!

2019年11月13日に行われた順位戦B級2組の対局で、飯塚祐紀七段が右玉を採用してくれたので紹介したい。 飯塚祐紀七段は居飛車党のベテラン棋士。棒銀を得意とし、「最強棒銀戦法」は名著といわれる。解説者としても人気が高い。奨励会は羽生善治、...
プロの右玉

木村一基王位、A級順位戦で右玉を採用! 超難解な玉頭戦を経て、最後は三手詰の見逃し!?

木村一基王位が2019年11月15日に行われたA級順位戦の大舞台で右玉を採用してくれたので紹介したい。 木村王位といえば、最年長初タイトルを獲得し世間の話題をさらった人気棋士。受けに強く、右玉の採用率も高い。王位獲得後、最初の対局も右玉だっ...
プロの右玉

山崎隆之八段、順位戦で再び対振り右玉を採用! 先手番での結末は?

2019年11月15日に行われた順位戦B級1組で、山崎隆之八段が対振り右玉(糸谷流右玉)を採用してくれたので紹介したい。 山崎隆之八段は関西の強豪棋士。右玉党といっても過言ではないくらい、右玉の採用は多い。 対するのは、菅井竜也八段。王位の...
プロの右玉

畠山成幸八段、順位戦で右玉を採用! 端攻めからピンチも早逃げから鋭く寄せる

2019年11月13日に行われた順位戦B級2組で畠山成幸八段が右玉を採用してくれたので紹介したい。 畠山成幸八段といえば、棋界唯一の双子棋士のお兄さん(弟は畠山鎮八段)。 かつては振り飛車をよく指しており、振り飛車の棋書もあるが、現在は居飛...
コラム

【コラム】右玉の起源はいつ? 誰が始祖なんだろうか?

右玉の起源は1960年代前半? 将棋ファンの多くが愛する右玉。 でも、右玉の起源でいつなんだろう? と以前から漠然とは考えていていたが、たまたま以下の記事を見つけた。 Derakunの備忘録 右玉戦法の発生 加藤治郞「将棋戦法二十番 基本戦...
セカステ右玉

阿部隆八段、セカステ右玉で藤井聡太七段の角換わりに対抗!

2019年11月8日に行われたヒューリック杯棋聖戦で、後手の阿部隆八段がセカステ右玉を採用してくれたので紹介したい。 阿部隆八段といえば、順位戦A級や竜王挑戦の経験もある強豪。居飛車党で、居飛車の作戦ならば何でも指しこなす。 対するのは、藤...
プロの右玉

糸谷哲郎八段、一手損角換わりの課題局面を四間飛車で対応して勝利!

2019年11月8日に行われたヒューリック杯棋聖戦で、糸谷哲郎八段が一手損角換わりから四間飛車にするという作戦を採用した。 正確には右玉にはなっていないが、右玉党にとっても重要な局面が出てくるので紹介したい。 糸谷哲郎八段といえば、右玉の採...
プロの右玉

谷川浩司九段、右玉を採用! 激しい流れからの端歩の好手が光る

2019年11月7日に行われた竜王戦4組昇級者決定戦で、後手の谷川浩司九段が右玉を採用してくれたので紹介したい。 谷川浩司九段は、将棋界レジェンドの一人。21歳での名人獲得は空前絶後の大記録で、藤井聡太七段ですら更新は相当難しいだろう。タイ...
プロの右玉

山崎隆之八段、プロ棋戦では珍しい対振り右玉で三間飛車穴熊に勝利!

2019年11月6日に行われたヒューリック杯棋聖戦一次予選で、山崎隆之八段が対振り右玉を採用してくれたので紹介したい。 山崎隆之八段といえば、元祖西の王子。独創性の高い序盤構想に定評があり、強力な受け技術も兼ね備える。右玉の採用も多い。 対...
対早繰り銀

右玉党が知っておきたい一手損角換わり対早繰り銀からの四間飛車・初級編

一手損角換わりに対して、先手が早繰り銀で最短に攻めてきた場合、即右玉にするのは苦しい。具体的には以下のエントリを参考にしてほしい。 具体的な局面は以下。 後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +----------------...
スポンサーリンク